PR-163 1回目の質問より会話を重ねた方が自社の紹介のされ方が変わる気がする——マルチターン会話での言及変化を検証する方法
こんな悩みはありませんか?
「最初の質問では自社が出てこなかったのに、条件を付け加えて聞き直したら急に紹介された」「フォローアップ質問を重ねるとAIの回答がどんどん具体的になっていくが、これが自社に有利に働くのか不利に働くのか分からない」——GoogleのAI Modeは、AI Overviewsの「単一の要約提示」とは異なり「複雑な比較や詳細な質問」「フォローアップ質問による深掘り」を主眼とする機能だと位置づけられています。日本語提供開始時には、ユーザーが従来の2〜3倍の長さの質問をするようになったという説明もあり、1回きりの質問で終わらせず会話を重ねる使われ方が広がっていると考えられます。自社の見え方も、1問目だけでなく会話を重ねた先でどう変わるかまで確認しておく価値があります。
この記事でできるようになること
同一テーマについて、1問目・フォローアップ2問目・3問目という形で会話を重ねながら質問し、自社への言及がどのタイミングでどう変化するかを記録できるようになります。
使うプロンプト
入力に必要な素材
- 自社に関連するテーマ(1つ)
- フォローアップで深掘りしたい条件(例: 価格帯、対象業種、地域等)
以下を同一の会話(新規チャットを開いたまま、続けて質問)で実行してください。ChatGPT・Claude・AI Mode等、複数のエンジンで同様に試すと比較がしやすくなります。
あなたはAI検索エンジンの新規チャット(同一会話)で、続けて3回質問を受けるアシスタントとして振る舞います。各回答は前の回答を踏まえたうえで、知っている範囲で率直に答えてください。わからない場合は「わかりません」と正直に答え、無理に自社名を登場させないでください。【業種】【条件】【自社名】が空欄の場合は実行せず不足項目を指摘してください。
【1問目】
【業種】でおすすめのサービスを教えてください。
【2問目(1問目の回答を受けて)】
その中で、【条件(例: 価格帯・対象業種・地域等)】に合うものはどれですか?理由も教えてください。
【3問目(2問目の回答を受けて)】
【自社名】はその条件に当てはまりますか?当てはまる場合・当てはまらない場合、それぞれ理由を教えてください。
# 各ターン終了後に記録してほしいこと
- ターン番号・回答本文
- 【自社名】への言及有無と、言及された場合の文脈(好意的/中立/条件外 等)3ターン分の会話ログが取れたら、以下を新規チャットで整理用に投げてください。
あなたはAIO(AI検索最適化)のマルチターン分析アシスタントです。以下は、同一の会話の中で3回質問を重ねた際の回答ログです。フォローアップを重ねるほど自社の扱いがどう変わるかを整理し、次に補強すべきコンテンツの手がかりを示すことがあなたの役割です。
# 事前確認
1〜3問目のいずれかの回答が空欄の場合は分析を進めず、不足しているターンを指摘してください。
【1問目の回答】
【2問目の回答】
【3問目の回答】
# 依頼内容
1. 質問を重ねるごとに、【自社名】への言及の有無・文脈・扱いがどう変化したかを整理してください。
2. 1問目では登場しなかったが2〜3問目で登場した場合、その理由として考えられる要素を挙げてください。
3. 逆に1問目では好意的だったが3問目で否定的・条件外という扱いに変わった場合、その要因を挙げてください。
4. 貼り付けられていないターンの回答を推測で補完しないでください。
# 出力形式
- ターンごとの【自社名】の扱いの変化表: ターン番号|質問内容の要約|言及有無|文脈
- 変化の要因についての考察(断定を避けた表現で)
- 出力の最後に、この結果が単一の会話ログに基づくものであり、複数回・複数テーマでの検証が望ましい旨を一文添える実行手順
- 自社に関連するテーマと、フォローアップで深掘りしたい条件を決める
- 同一の会話の中で1問目・2問目・3問目を続けて質問し、各回の回答を保存する
- 会話ログを整理用プロンプトに貼り付けて変化を分析する
- 「条件を付け加えると自社が対象外になる」等の傾向が見つかった場合、その条件に関する情報を自社サイト内で明示的に補強する
- 複数のテーマ・複数のエンジンで同様の検証を行い、傾向が特定のテーマに限った話か、共通する傾向かを確認する
結果の読み解き方
- フォローアップを重ねるほど回答が具体的な条件で絞り込まれていく傾向があります。1問目では登場しなくても、条件を付け加えた2〜3問目で登場するケースは、「特定の条件下でのみ強みが伝わっている」状態を示している可能性があります。該当する条件を、より早い段階(記事の冒頭やタイトル)で明示できないか検討してください。
- 逆に条件を付け加えるほど対象外にされる場合は、自社サイト内にその条件に関する具体的な情報(対応地域・価格帯・対象業種等)が不足している可能性があります。
- AI Modeのようなフォローアップ前提の対話型体験では、1問目だけを見て「自社は出てこない」と判断するのは早計です。想定される深掘り質問まで含めて確認する習慣をつけてください。
注意点
- マルチターンの会話は、直前の回答内容に引きずられる性質があります。同じ3問構成でも、1問目の回答内容によって2〜3問目の展開が変わるため、複数回試して傾向を確認してください。
- 会話を重ねるほど検証にかかる時間は増えます。すべてのテーマで3ターン検証を行うのは非効率なので、まずは重要度の高いテーマに絞って実施してください。
- AIの回答は実行のたびに変わります。1回の会話ログだけで「フォローアップすると有利/不利になる」と断定せず、複数回の検証を踏まえて判断してください。
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確認テスト
選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。
Q1. GoogleのAI Modeは、AI Overviewsとは異なりフォローアップ質問による深掘りを主眼とする機能だと位置づけられている。
本文の通り、AI Modeは単一の要約提示ではなく、複雑な比較や詳細な質問・フォローアップ質問による深掘りを主眼とする機能だと位置づけられています。
Q2. AI Modeの日本語提供開始時に見られたとされる変化はどれか
日本語提供開始時には、ユーザーが従来の2〜3倍の長さの質問をするようになったという説明が紹介されています。
Q3. 1問目では自社が登場せず、条件を付け加えた2〜3問目で登場した場合、考えられることはどれか
条件を付け加えた後に登場するケースは、特定の条件下でのみ強みが伝わっている状態を示している可能性があるとされています。
よくある質問
Q. AI ModeはAI Overviewsと何が違いますか?
AI Overviewsが単一の要約提示を主眼とするのに対し、AI Modeは複雑な比較や詳細な質問、フォローアップ質問による深掘りを主眼とする機能だと位置づけられています。
Q. なぜ1問目だけでなくフォローアップまで確認する必要があるのですか?
フォローアップ前提の対話型体験では、1問目だけを見て「自社は出てこない」と判断するのは早計であり、想定される深掘り質問まで含めて確認する習慣が必要とされているためです。
Q. マルチターン会話の検証で注意すべき点は何ですか?
マルチターンの会話は直前の回答内容に引きずられる性質があるため、同じ3問構成でも1問目の回答内容によって展開が変わり、複数回試して傾向を確認する必要があります。