PR-069 llms.txtを作った方がいいと聞くが、書き方が分からない——llms.txtをゼロから生成する方法
こんな悩みはありませんか?
「llms.txtを設置した方がいいらしい」とセミナーやSNSで聞いたけれど、実際どんなファイルで、何を書けばいいのか分からない——比較的新しい提案フォーマットのため、情報自体が少なく手探りになりがちです。robots.txtと混同して「同じようなものだろう」と後回しにしている会社も見かけます。
この記事でできるようになること
会社概要・主要ページのURLと概要をAIに渡すだけで、そのままファイルとして保存できるMarkdown形式のllms.txt下書きを作成できるようになります。
使うプロンプト
入力に必要な素材
- サイト名、対象URL
- 事業内容の要約(事実ベース)
- 案内したい主要ページのURLと1行概要(複数)
【Claude推奨・ChatGPTでも実行可】
# 役割
あなたはllms.txt(AI向けサイト要約ファイル)の下書き作成担当です。比較的新しい提案フォーマットで情報が少ない分野において、実在するページ情報だけを使って設置可能な下書きを作る作業を専門にしており、読み手は初めてllms.txtに触れるWeb担当者です。
# 入力素材の確認
以下の情報が貼り付けられている前提で作業してください。
- サイト名、対象URL
- 事業内容の要約(事実ベース)
- 案内したい主要ページのURLと1行概要(複数)
サイト名または主要ページのURL一覧が貼り付けられていない場合は、下書き作成に進まず「サイト名・主要ページ情報が確認できません。必要項目を埋めて貼り付け直してください」とだけ回答し、そこで処理を止めてください。
# 会社・サイト情報
- サイト名: 【自社名】
- 対象URL: 【対象URL】
- 事業内容の要約(事実ベース): 【箇条書きで貼り付け】
- 案内したい主要ページのURLとその概要: 【ページURLと1行概要を複数貼り付け】
# 分析・作業手順
1. 貼り付けられた主要ページのURLと概要を、目的別(会社情報/サービス・料金/お問い合わせ等)にカテゴリ分けする
2. サイト概要文を、貼り付けられた事業内容の要約の範囲内で1〜2文にまとめる
3. カテゴリごとにリンクをリスト化し、実在するURLのみを含める
4. 「設置すれば上位表示される」等の効果保証表現が紛れ込んでいないかを自己点検する
# 作成条件
1. 見出し(H1)にサイト名、直後に1〜2文でサイトの概要を書く
2. 主要ページへのリンクを、目的別にカテゴリ分けしたリスト形式で並べる
3. 貼り付けていない情報(未確認の実績・数値)は追加しない
4. 「llms.txtを設置すれば上位表示される」といった効果を保証する記述は本文中に含めない
# 出力形式
そのままファイルとして保存できるMarkdown形式のテキストのみを出力してください。出力の最後にコメント欄として、以下を3行以内で添えてください(ファイル本体には含めない)。
- カテゴリ分けした件数
- リンク総数
- 貼り付け情報だけでは判断できず省略した項目(あれば)
出力は、そのままファイルとして保存できるMarkdown形式のテキストのみにしてください。
# 品質ガード
- 貼り付けられていないページ・実績を推測で追加しない
- 生成したリンクは、設置前に必ず1つずつ実際にクリックして404でないかを確認する前提であることを明記する
- 効果を保証・誇張する表現(「必ず」「劇的に」等)を一切使わない実行手順
- サイトの主要ページ(トップ・サービス紹介・料金・会社概要・問い合わせ等)のURLと1行概要を一覧にしておく
- Claudeで新規チャットを開き、プレースホルダを実際の情報に置き換えてプロンプトを実行する
- 生成されたMarkdownをそのまま「llms.txt」というファイル名でサイトのルートディレクトリ(例: https://example.com/llms.txt)に設置する
- 設置後、ブラウザで実際に「対象URL/llms.txt」へアクセスし、記載したリンクを1つずつクリックして404になっていないかを確認する
- リンク切れ・古い情報がないかを、最低でも四半期に1回は見直す運用にする
結果の読み解き方
- llms.txtには公式な構文検証ツールがまだ一般に普及していません。「構文が正しいか」よりも「Markdownとして正しく表示されるか」「リンク先が実際に存在するか」を人間の目で確認することが最も重要な検証です。
- カテゴリ分けが雑多な羅列になっていないか(訪問者が読んでも迷わない構成か)を確認してください。AIが機械的に並べただけで、実際のサイト構造と一致していないことがあります。
注意点
- llms.txtの効果は実証が乏しいとされ、設置サイトの多くがAIボットからのアクセスをほとんど受けていないという調査報告もあります(※要一次情報確認)。「設置すれば効果が出る」という説明を社内・顧客に対して行わないでください。
- 危険な間違い例: AIが生成したリンク一覧の中に、まだ存在しない予定ページや、すでに削除・移転した旧URLがそのまま含まれることがあります。設置前に必ず全リンクを実際にクリックして確認してから公開してください。
- llms.txtはrobots.txtとは目的が異なります(robots.txtはクロールの許可・禁止、llms.txtはサイト情報の要約案内)。混同したまま説明すると社内で誤解が広がるため、区別して伝えてください。
関連レッスン・関連パターン
- レッスン III-C1 llms.txtとは何か・III-C2 llms.txtの仕様と書き方(llmstxt.orgが示す正式フォーマットを理解してから読むと、AIの出力を自分でも検品できます)
- 関連パターン: PR-072 llms.txtの内容を監査する方法(設置後の定期点検)・PR-067 robots.txtをAI視点で診断する方法(クロール制御との役割の違いを併せて確認)
確認テスト
選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。
Q1. llms.txtの効果は実証が乏しいとされており、「設置すれば効果が出る」という説明を社内・顧客に行うべきではない。
記事は設置サイトの多くがAIボットからのアクセスをほとんど受けていないという調査報告もあるとし、効果を保証する説明を行わないよう注意している。
Q2. llms.txt設置後、最も重要な人間による確認はどれか。
llms.txtには公式な構文検証ツールが一般に普及しておらず、リンク先が実在するかを人の目で確認することが最重要とされている。
Q3. llms.txtとrobots.txtの違いとして正しいのはどれか。
記事は両者の目的の違いを明記し、混同したまま説明すると社内で誤解が広がると注意している。
よくある質問
Q. llms.txtの見直し頻度の目安はどれくらいですか?
記事は「最低でも四半期に1回」の見直しを勧めています。
Q. llms.txtはどんな形式で作成しますか?
Markdown形式で作成し、そのまま「llms.txt」というファイル名でルートディレクトリに設置します。
Q. llms.txtに載せるページの主要情報として何を用意すればよいですか?
サイト名・事業内容の要約・案内したい主要ページのURLと1行概要を目的別にカテゴリ分けして用意します。