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VIII-C3 カテゴリの代表格として名前が挙がるようになる―SaaSのエンティティ強化

SaaSのエンティティ強化

このレッスンの狙い:自社ブランドをカテゴリ推薦の場で認識させるためのエンティティ強化ポイント(著者・専門家プロフィール等)を洗い出せるようになる。

最終更新: 2026-07-25

この記事の要点

  • 自社ブランドをカテゴリ推薦の場で認識させるためのエンティティ強化ポイント(著者・専門家プロフィール等)を洗い出せるようになる。
  • エンティティとは何か
  • 「勝っているブランド」に共通する型
BtoB SaaSVIII-C3

カテゴリの代表格として名前が挙がる

SaaSのエンティティ強化

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「経費精算といえばこのサービス」「CRMといえばこのブランド」――AIの回答の中で、こう名前が挙がるようになるにはどうすればいいのでしょうか。今回は、AIにとって自社を「信頼できる実体」として認識させる、エンティティ戦略の考え方を扱います。

エンティティとは何か

用語解説

「エンティティ」とは、AIや検索エンジンが「これは実在する1つのモノ・人・組織である」と認識する単位のことです。単なるキーワードの集合ではなく、名前・実績・専門領域が紐づいた「実体」として扱われることで、AIの回答の中でも一貫して同じ存在として引用されやすくなります。

「勝っているブランド」に共通する型

AI検索専門メディアのExplainGEOは、フィンテックのRamp、CRM大手のHubSpot、金融比較サイトのNerdWallet、自動化ツールのZapier、デザインツールのCanvaを「GEOで勝っているブランド」として紹介しています。具体的な増加率などの数値は公開されていませんが、共通点として専門家監修・独自調査データ・比較コンテンツの継続発行という3点が挙げられています(出典: ExplainGEO, 2026年7月確認)。

「勝っているブランド」に共通する3つの型

専門家監修

著者や監修者の実名・経歴を明記する

独自調査データ

自社アンケートや利用データを発行する

比較コンテンツ

比較・レビュー系の記事を継続的に更新する

注意

ExplainGEOが挙げたRamp・HubSpot・NerdWallet・Zapier・Canvaは、いずれも数値非公開の傾向紹介であり、効果を保証する実証データではありません。あくまで「共通するパターン」の参考として捉えてください。

自社サイトの中に「実体の証拠」を集める

あるBtoB人材管理SaaS企業の事例では、構造化データやFAQの拡充と並行して、全記事に著者プロフィールを追加する施策も行われたと報告されています(出典: chot Inc., 2026年7月確認)。誰が書いた記事なのかを明示することも、エンティティを確立する手段の一つです。加えて、外部で得た評価(メディア掲載・受賞歴・登壇実績など)を自社サイト上でも改めて紹介し直すことは、AIにとっての「裏付け」情報になります。「よそで評価されている」という事実を、自社サイトの中でも一度は言い直すという発想を持ってください。

実践ステップ

  1. 自社の製品カテゴリで「専門家」と言える人物(創業者・開発責任者・監修者等)を洗い出す
  2. その人物の経歴・資格・実績を明記したプロフィールページを用意する
  3. 自社が過去に受けたメディア掲載・受賞歴・登壇実績を一覧化する
  4. それらを自社サイトのAboutページや実績ページに集約し直す
  5. 比較コンテンツやレビュー記事を、更新日を明記した上で定期的に見直す

まとめ

AIにカテゴリの代表格として認識されるには、キーワードを詰め込むのではなく、「誰が」「どんな実績で」語っているかを実体として示すことが近道です。専門家監修・独自データ・比較コンテンツという型は、海外の著名ブランドにも国内SaaS企業の事例にも共通して見られます。次のレッスンでは、この実体をAIが正確に読み取れるよう、構造化データという技術的な手段に落とし込みます。

このレッスンはテキストとスライドで学べます。スライドは上のビューアからご覧ください。

確認テスト

選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。

Q1. ExplainGEOが紹介する「GEOで勝っているブランド」には、増加率などの具体的な数値が公開されている。

Q2. 「勝っているブランド」に共通する3つの型に含まれないものはどれか。

Q3. BtoB人材管理SaaS企業の事例で、エンティティ確立のために追加された施策はどれか。

このレッスンのFAQ

Q. エンティティとは何か?

AIや検索エンジンが「これは実在する1つのモノ・人・組織である」と認識する単位のことです。

Q. ExplainGEOが紹介するブランドにはどのようなものがあるか?

フィンテックのRamp、CRM大手のHubSpot、金融比較サイトのNerdWallet、自動化ツールのZapier、デザインツールのCanvaが紹介されています。

Q. 外部評価を自社サイトで紹介し直すことにはどんな意味があるか?

「よそで評価されている」という事実を自社サイトの中でも一度は言い直すことで、AIにとっての裏付け情報になります。

監修:鈴木晋介(株式会社WEBMARKS 代表取締役)

業種別AIO実践BtoB SaaS
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